「国語に関する世論調査」を読んで思ったこととか
Aug 28 2018国の日本語に関する調査を見て最近の日本語の変化について知りました。
こんにちは、CreativeGPです。今日は平成27年度「国語に関する世論調査」の結果についてを見てみましたので、思ったことを書いてこうかと思います。日本語を大切にしているか、とかは良くわからないので、気になったやつだけピックアップして書いています。4 「ら抜き」,「さ入れ」,「やる/あげる」
―「見れた」(48.4%)が「見られた」(44.6%)を, 「出れる?」(45.1%)が「出られる?」(44.3%)を,今回調査において初めて上回るこれはちょっとビビッときました。いやぁ、日本語は変わっていくんですな。文法的に正しくないとされているこれらの表現も所々では正しくない表現のほうが数が多い場合も多く、これは認められていきそうですね。
1.1
(ア)うちの子におもちゃを買ってやりたい
(イ)うちの子におもちゃを買ってあげたい
1.2
(ア)早く出られる?
(イ)早く出れる?
1.3▲ 全て(イ)が文法上の誤用だが、誤用のほうが「使う」と回答した人が多いものたちざっと挙げてみましたが、僕は1.1については「やる」よりも「あげる」の方が丁寧で、大切な子どもに対してはこちらを使いたいというお気持ちになりました。1.2については短いので下を使います。1.3についても発音しやすいので下を使ってますね。「ら抜き」は発音しにくいからでしょう。「やる->あげる」は何なのでしょうか「あげる」という丁寧な表現を好むようになった、というよりも個人的には「やる」のイメージがより厳しそうなものになった感覚がします。「さ入れ」はどれも上のリストに入っていないのですが、これはなんで起こってるんでしょうかね。思いっっっっ切り発音しにくくなってますが。「さ入れ」の例を挙げると「見せて下さい>見させて下さい」なのですが、後者のほうが柔らかい印象を受けます。怒ってるときとか忙しい時には「見させて下さい!」とはあまり言わない気がしますね。日本語特有の回りくどい表現でしょうか、文法的には使役の助動詞が付いてます。
(ア)今年は初日の出が見られた
(イ)今年は初日の出が見れた